ひとりひとりの小さな選択が社会を作っています。
小さなお店が無くなってしまうのも、原子発電所が稼働しているのも、そのような選択の積み重ねの結果でしょう。
では選択するときにそこまで深く考えているでしょうか。
考えていない、と言う人がほとんどではないでしょうか。
柳澤桂子さんは、放射線が人体にどのような影響を及ぼしているか知っていました。
スリーマイル島やチェルノブイリの事故の後、この本を書くことにしました。
人々が何かを選択するための助けとなることを願って。
最後はライフスタイルへの警告です。
40年近く経った今でも必要な内容です。
柳澤桂子「いのちと放射能」
読書空間 ひつじ日和
