何年か前、まだ埼玉に住んでいた時、小さな公園で花見をしたことがあります。
それは、近所の子供たちが元気に駆け回り、片隅に簡易式のトイレがあり、近所の工事車両がその脇に駐車してあるような、きっと全国に100個はあるだろうと思われるような公園でした。
花見は、会社の先輩とその家族、先輩の友達(バツ2)と。
他に誰がいたのでしょう。
公園を象徴するかのようにアットホームな花見でした。
そのときの桜の花はもう忘れてしまったけれど、もうすぐ会社に入ってもうすぐ二年目の、なんとも言えない気持ちを覚えています。
ラジカセからは、スピッツの「チェリー」が静かに流れていました。
スピッツ「チェリー」
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