人間の歴史は意外と浅く、しかもしっかりと記録として残っているのはごく最近であり、100年以上前のことは謎だらけなのではないでしょうか。
だからこそ想像の余地があります。
司馬遼太郎さんや原田マハさんの本を読むと広がる世界にわくわくします。
栂尾山 高山寺に伝わる鳥獣人物戯画。
特に甲巻はうさぎやカエルの絵でおなじみです。
今までそこにどんな意味があるかなんて考えたことがありませんでした。
宮川さんはその意味を少しずつ解き明かします。
そして大胆な仮説に辿り着きます。
ミステリー小説を読んでいるようです。
うさぎやカエル以外にもたくさん動物が描かれているんですね。
「ぎが」を変換したら、戯画よりもギガが先でした。
子どもの番組名になりそうです。超獣ギガ。
調べたらもうその名のゲームがあるようです。
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宮川禎一「鳥獣戯画のヒミツ」
読書空間 ひつじ日和