海と空が溶け合ってしまう夜。
そんな中を船で進む気持ちはどんなものなのでしょうか。
船舶を安全に導く灯台。
現在はLED等が使用され、無人で運用されています。
でもかつては灯台守が火を灯し、海を照らしました。
オーストラリアの南西にある小さな無人島。
そこに赴任した灯台守の物語。
物資の補給は3ヵ月に1回。
大陸に戻ることができるのは3年に1回。
何かをあきらめたような灯台守にも小さな幸せがやってきました。
でももしその幸せが誰かの不幸の上に成り立っていたとしたら。
自分の取った行動が、後になって正しいことではなかったと分かったとしたら。
時間が経過するほど手に負えないことが増えていきます。
一方、光は何も変わらず海を照らし続けます。
M・L・ステッドマン「海を照らす光」
読書空間 ひつじ日和

